iPad mini にインストールした「Microsoft リモートデスクトップ」のセッティングについて

まず、操作される側の Windows8.1 Pro の設定を行います。

設定は2つあります。

1つは IPアドレスを固定アドレスにすること。

イーサネットのプロパティ」→「インターネットプロトコルバージョン4」→「プロパティ」で以下の画面になります。

ここで、デフォルトの「IPアドレスを自動的に取得する」から「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れ直し、以下のデータを入力。




尚、IPアドレス、デフォルトゲートウエイ、優先DNSザーバーに入力する数値は、お使いのHGW、CTU、ルーター等のルールに従ってください。

以下は我が家のフレッツ「隼」を導入したときの記事です。

フレッツ「隼」設定(その1)

フレッツ「隼」設定(その2)

フレッツ「隼」設定(その3)



もう一つの Windows8.1側の設定は、システムのプロパティで「リモート接続を許可する」に変更することです。

「システムのプロパティ」→「リモート」で以下の画面になりますので、「このコンピューターへのリモート接続を許可する」にチェックを入れます。






以上で、Windows8.1 側の設定完了。

続いて、iPad mini 側の設定に取り掛かります。

最初に「Microsoft リモートデスクトップ」アプリを立ち上げます。

以下は既に2台のマシンのリモート接続が完了している状態で、これに3台目の接続を追加するやり方を例に紹介します。





上の画面で、右上の「+」マークをタップし「PCまたはサーバーの接続」をタップ。




「PC名」をタップ。



ここに、先ほど Windows8.1 で固定IPアドレスとして設定したアドレス「192.168.1.10」を入力し「完了」をタップ。




ここでは「ユーザー名」をタップ。




「ユーザーアカウントの追加」をタップ。




ここには、Windows8.1 の起動時に使うユーザーID「G3220」を入力し「return」をタップ。




続いて、Windows8.1 起動用パスワードを入力し「return」をタップ。





PC名、ユーザー名 に先ほど入力した内容が反映されていることを確認し、右上の「保存」をタップ。





このように、3台目のマシンが現れました。早速、この追加されたマシンをタップ。





マシン名称に「GA-H87」という表示が出ています。

iPad mini にはこのデータを入力していませんが、IPアドレス、ユーザー名等で検索し、一致したマシン名称が自動的に表示されているようです。

このマシン名称が正しければ(以下、Windows8.1 側で見たマシン名称で合致しています)、設定は問題ないと思います。





後は右上の「承諾」をタップすれば、リモート接続が開始されます。